墓石に戒名(法名)を彫るタイミングとは?
投稿日:2020年06月20日
先日より、県外への移動自粛要請が解除になり、
お参りのお客様も増えてきております。
今はあいにくの梅雨ですが、
バラの新芽が伸びてきており、
植物にとってはいい季節なんでしょうね。
さて、新しい仏様が出た時に、お墓にその方の戒名(法名)を刻む必要があるのですが、
それをお願いするタイミングについて説明させていただきます。
お墓の墓石に戒名を彫るベストなタイミングとは?
墓石に戒名を彫る場合は、納骨式までに彫るのが一般的です。
お墓の墓石に戒名を彫るベストなタイミングとは
お墓の墓石に戒名を彫るタイミングは、特に決まりがあるというわけではありません。
一般的には、納骨法要までに済ませておくのがよいとされています。
「代々のお墓がある」「生前にお墓を用意している」など、既にお墓がある場合は、四十九日の法要と合わせて、納骨法要を行うことが多いので、それを目安に準備しておきましょう。
しかし、お墓がなく故人が亡くなってからお墓を探す場合は、四十九日までにお墓の用意ができない可能性があり、納骨法要も後日行うことになります。
その場合は、お墓の建立と一緒に彫刻が完成していれば大丈夫です。
お墓があっても、早めに確認が必要
戒名を彫るだけであれば、石材店に依頼後数日でできるため、四十九日の1週間前にお願いすればいいのでは?と思われる人もいるでしょう。
しかし、お墓がある場合でも、石材店への依頼はできるだけ早く依頼する必要があります。
なぜなら、石材店は依頼を受けてから、実際の墓石を確認して戒名を彫るため、確認してみたら戒名を彫るためのスペースが空いていなかったという状況になるケースもあります。
そうなると、新しく墓誌を建てるといったことも必要になるため、思ったより日数がかかることもあるので、早めに確認しておきましょう。
お墓があり、墓石に戒名を彫る場合
既にお墓を持っていて、戒名を彫る場合は、次の2つの方法があります。
- 石材店が墓石を持ち帰って彫る。
- お墓が建てられている場所で彫る。
いずれにしても、霊標が無い場合は、僧侶を呼んで魂抜きをする必要があります。
魂抜きを行うのは、開眼法要によって墓石に魂を宿しているため、そのままでは戒名を彫ることができないからです。
このように、お墓があるからといって、すぐに彫ることはできません。できれば、納骨式の1カ月前までには、石材店に確認しておくようにしましょう。
少なくとも、2~3週間は余裕をもって依頼することをおすすめします。
無理に四十九日に合わせる必要はない
一般的に納骨式は、四十九日の法要後に、そのまま続けて行います。
ただし、お墓がない場合は、新しくお墓の購入や墓石の手配をする必要がありますので、それに間に合わないこともあるでしょう。
その場合は、無理に四十九日に間に合わせる必要はありません。
まとめ
墓石に戒名を彫るタイミングは「納骨式に間に合うように行う」のが一般的です。
しかし、お墓の準備ができていない、遺族の心の整理ができていない、という場合は、無理に四十九日に合わせて納骨式を行う必要はありません。
また、お墓が既にあって、墓石に戒名を彫るだけだという場合でも、彫る場所の確認や魂抜きなどを行う必要があるため、余裕を持って納骨式の1カ月前くらいには石材店に相談しておきましょう。
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