大阪枚方永代供養ができる霊園が教える仏教用語
投稿日:2025年09月12日
いつもお世話になっております、お墓と樹木葬、ハピネスパークの富松です。
本日も身近な仏教用語、豆知識をお伝えします。
「引導を渡す」とは
現代では「引導を渡す」は比喩的に使われることが多く、以下のような意味になります:
- 最終的な決断を下す
- 相手に諦めさせる
- 終わりを告げる
この「引導を渡す」、実は仏教に由来する言葉だということをご存じでしょうか?
仏教における「引導」とは何か?
- 語源と意味 「引導」とは、仏教において人々を悟りの道へ導くことを意味します。 特に葬儀の場では、僧侶が故人に対して「あなたは亡くなりました。迷わず仏の世界へ向かいなさい」と説く儀式を行います。これが「引導を渡す」です。
- 儀式の内容 宗派によって異なりますが、以下のような特徴があります:
- 松明を使って煩悩を浄化する(浄土宗など)
- 「喝」「露」などの法語を唱える(臨済宗・曹洞宗)
- 印を結び真言を唱える(真言宗)
- 引導文を読み上げる(日蓮宗)
- 目的 故人がこの世への未練を断ち切り、迷わず浄土へ旅立てるように導くための儀式です。
現代での使われ方:比喩としての「引導」
現代では「引導を渡す」は「最終的な決断を下す」「諦めさせる」「終わりを告げる」といった意味で使われます。 例: - 上司が部下に「もうこのプロジェクトは打ち切りだ」と伝える - スポーツ選手が引退を余儀なくされる - 恋人に別れを告げる。この表現は厳しい響きを持つため、使う場面や相手の感情に配慮が必要です。
この言葉が持つ力は、単なる「終わり」ではなく、「導き」や「成仏」という仏教的な慈悲の思想に根ざしています。 つまり、ただ見捨てるのではなく、「次のステージへ進むための手助け」というニュアンスが含まれているのです。
まとめ:言葉の奥にある慈悲の心
「引導を渡す」は単なる「終わり」ではなく、「導き」や「成仏」という慈悲の思想に根ざした言葉です。 その背景を知ることで、日常の言葉遣いにも深みが生まれます。
また、仏教の深い教えから生まれた言葉です。 その背景を知ることで、日常の言葉遣いにも敬意や思いやりが生まれるかもしれません。
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