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図に乗る

こんにちは、いつもお世話になっております。富松です。

 

お墓や仏教にまつわる慣用句を紹介します。

図に乗るとは

普段、何気に使う言葉で「図に乗る」は、物事が上手く進んだ時に自分の力を過信している相手に対して、非難する時に使います。

「調子に乗る」とか「つけあがる」という言う時もあります。

図に乗るの由来は?

では「図に乗る」の由来や語源はどこからきているのでしょうか。

もともと図に乗るの図は僧侶が唱える声明(しょうみょう)からきているそうです。声明とは僧侶が供養などの儀式において、音階や節をつけてお経を唱えることをいいます。

この声明(しょうみょう)の調子を変えることで、上手く転調できたことから「図に乗る」という言葉が生まれたそうです。

図に乗るの本来の意味

仏教で「図に乗る」はお経を上手く唱えることができるポジティブな意味で使われていたのですが、現代においては転じて、物事が一度うまく進んだからといってつけあがってはいけないという、人をたしなめる意味に変化していったようです。

上手くいっている時も変わらず謙虚な気持ちで臨みたいものです。

 

 

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