㈱西鶴と行く萬福寺編~

いだてん最終回

いだてんが終わった・・・視聴率が42回続けて一桁ということだったが、今やユーチューブの時代にリアルタイムでテレビを見ている人はどれだけいるのだろうか?私もいだてんを1度もリアルタイムで見たことがなく、途中から見だしてとても良かった!敗戦後、国民に希望を持たせるために東京で開催し多くの人に希望と発展をもたらし、たった2週間しか開催しないオリンピックに対する情熱は心を熱くしてくれた。

萬福寺

音舞台で2度訪れた萬福寺。音舞台は夜なので陽が上がっている時間ゆっくり見たことが無かった!明の時代、隠元禅師が開祖の萬福寺!何となく中国色もあるが、見事に調和され素晴らしい禅寺だった!案内していただいた教化部長さんの透き通るような声に、皆さん聴き入ってくれた!

普茶料理

そして昼食は普茶料理!開祖隠元が中国から日本に持ってきたものに、インゲン豆、レンコン、スイカなどがあり、この普茶料理も中国版精進料理である!普茶とは、あまねく人々に茶を施すことから、この名前がついたらしく、今回近くて遠かった萬福寺を知り、とても勉強になった!皆さんと楽しい朝食を摂れたことも良かった。。。

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お供え物のいわれ・・・

開眼時のお供え物のいわれ・・・

よく開眼のことを(かいがん)と呼ぶ人が多い!実は(かいげん)と呼ぶのだが、眼が開くという意味は、魂が入るという意味で、開眼供養はとても大切な儀式である。そのときお供え物を用意しなくてはならない。日本人は神道と仏教を融合した珍しい人種なので、どちらかが使える、使えないという意味でもない。

野の幸、海の幸、土の幸・・・

お供え物は土の中から採られた大根やゴボウ、ジャガイモ、野にある椎茸、海の昆布やワカメ、果物などを用意し、ここに餅と紅白まんじゅうを用意する。これはお祝いの儀式で、どちらかというと精進料理に適したものと言えば分かりやすい。

開眼式終了後は?

開眼式が滞りなく終わり、その後残ったお供え物は皆で食べるのが望ましい。これを無病息災と言い、食べた人たちが仏様の代わりにずっーと元気でいれる魔法の食物である。

色々な地域で同じような儀式があった

家の完成後近隣住民を呼び、天井から五円玉や餅を投げて分け与えた。。。日本ではこうした儀式があり、何も開眼式だけのものではなく、皆でお祝いを分かち合う不思議な国民性があった。今ではこんな儀式もあるわけがないと思う人は多いことだろう。

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