大阪の印刷会社で、多くの従業員が胆管癌になって死亡している記事が載っていた。死亡平均年齢が３７歳だから、何らかの印刷物が癌になりやすいものだったことが理解出来る。

　実は私の母も、胆管癌でこの世を去ったのだが、医者からは中々患者数が少ない癌だと言われ、完治しにくい癌だとも言われた。

　私の母の場合、告知されたときは、余命３ヶ月と告知されたので、打つ手がなかったのだが、これだけ若年層が、癌の中でもかかりにくい胆管癌にかかるのは、とても怖ろしいことだ。

　何せ膵臓癌と同じぐらい治療しにくい癌なので、何が原因でこのような事態になったのか？癌物質を探さなくてはならない。アスベスト等も、使っていたときは、発癌性物質が含まれていることが解らなかった。

　我々が平穏に生活をしていて、一歩踏み外すと、こうした怖い事が起こりのだが、この印刷会社も知らずに使っていたものが、発癌性物質だった事は、とても気の毒な事だ。亡くなった人、雇っていた人。今の時代は何が起こるか解らない。

　大学院で、起業と経営理念という授業がある。その授業で黒澤明監督の生きるという映画を観て、何人かに起業と経営理念にあてはめて発表するという授業が最後にやると言われた。

　だから生きるという映画は必ず観ておくようにということだった。大好きな黒澤作品で生きるは、最後まで見たことがなかった。理由は三船敏郎が出ていなかったからだ。

　しかし見ておかなくてはならないので、ＤＶＤを買って見た。今から６０年前の映画で、今年で還暦なのだ。七人の侍もそうなのだが、集中して見ないと、音声が途切れてしまう。

　志村喬の息子役が金子信雄だったので、少し笑ってしまった！市役所の課長が、末期の胃癌を宣告され、地域の公園を作るという話なのだが、最後のブランコで歌うシーンは、中々見ごたえがあった。

　死を宣告され、それまでただ机の上に置いてある山積みの書類に、無意識で判をついている仕事をしていた男が、最後は世の中の為に成りたいと思い、死の直前にやりがいを見つけた映画だった。

　昔も今も役所の仕事はそんなに変わっていないように思った。人はやりがいが見つからないと、繁栄は生まれないのだ。

　いつもお世話に成っている藤村社長と藤田社長と、お昼の食事会に行くことになった。今回は藤田社長のご配慮で嵐山の松さんで食事をいただく事になった。

　料理はとてもおいしく、幸せを感じる食事であった。我々３人はメタボ気味なので、藤田さんの発案で自転車を乗るクラブを作ることになった。３人の役割は、主将、キャプテン、部長で、誰が偉いか解らないものになった。

　そして藤田さんのご子息は、ラグビーオールジャパンに最年少で入り、世界でも国の代表チームに高校生が入った事は無く、世界初の代表選手となった藤田選手なのだ。

　ご子息は、現在靭帯を痛めてリハビリ中なのだが、高校生のときは１年生の時からレギュラーになり、高校三連覇を達成して、入学から卒業まで負けしらずだった。凄い！

　そんな自転車クラブの話は、自転車を乗り終わったら､銭湯でビールを飲むそうだ。結局メタボリック・・・・

　一昨日ザ･ピーナッツの伊藤エミさんが亡くなった事をブログで書いたのだが、続けて小野やすし氏と地井武男氏が亡くなった。

　私が小学生の頃、大人気番組スターどっきり㊙報告の司会者だった小野やすしさん。翌日学校に行くと、必ず番組の話になった。今では人をはめる番組なので、賛否両論だが、芸能人に限って落とし入れる元祖番組だった。

　小野やすしさんは、元々私が大好きだったドリフターズの初期メンバーで、長さんと折り合いが悪く脱会したのだ。多くのファンは、その事を知らないのだが、もちろんビートルズ日本公演の時には、前座で出演された。

　地井さんも、名脇役として多くの番組に出演し、太陽にほえろでは、ゴリさんの後任刑事として番組で渋い役を演じていた。

　成人してからより、子供の頃夢中になっていたときに影響があった人が亡くなると、とても寂しく感じてしまう。伊藤さん小野さん地井さんには、安らかに眠っていただきたい。

　２ヶ月に１度の対談！今回は今村九十九仏師にしていただいた。東京の編集長から紹介していただき、実現した。

　今村さんは三重県伊勢市出身で、現在は工房を京都に持たれている。工房の目の前には、大文字の送り火の大の字が間近に見えるから、とても絶景の場なのだ。

　最初に言われたことで、我々業界に共通していると思ったことは、博物館等で飾られている仏像は、祈ってもらえないので、魂が乗り移らないと言われていた。

　墓石も建てて、墓参りに来なかったら、荒れていく。それと同じように思えた。念じれば、念じる程、生きているのてばないかと思ってしまうそうだ。

　そして素晴らしい事を教えていただいた。神様はいるものだが、仏様はあるものなのだ。とても重い言葉だ。大仏師号を賜っておられる今村さんとの対談は、本当に成果があった。

　ダライ・ラマともお会いになられ、語り継ぐ事は大切な遺産だということが解った。近々ホームページでアップさせていただきます。今村先生ありがとうございました。

　ザ・ピーナッツの伊藤エミさんが７１歳で亡くなった。今の若者には、殆ど知らない人が多い。ジュリーこと沢田研二さんの元奥様で、双子のデュエットだった。

　芸能界からは引退して遠ざかっていたのだが、ピーナッツの歌といっても印象が無かった。印象に残っているのは、そうあの怪獣映画だ。

　モスラの歌を歌っていた小美人が、一番記憶に残っている。モスラ～やモスラ～この歌は、我々世代では誰でも知っているのだ。

　ゴジラの好敵手として登場し、モスラ単体でも映画化され、ゴジラに続く人気キャラクターだった。それを引き立てたのが、ザ・ピーナッツだった。

　伊藤エミさんを偲びたい。

　竹内石材さんの営業さん達と、お会いする機会があり、多くの学びを得ることが出来た。やはり販売している石材店さんは、明るくて強いことが解った。

　弊社でも最近営業強化に努め、色々な事をしている。しかし本番になると中々上手くはいっていない。少し歯がゆいが、後は営業スタッフ逹が変わらないと駄目なのだ。

　竹内石材さんの女性営業マンから質問された。売っている人は何が違うんですか？私は素直である事と答えさせていただいた。

　素直であるということは、何でもまず取れいれようという気持ちのある人なのだ。中々やらない人は、素直では無いということかもしれない。

　尊敬する藤村社長も、人から聞いた話をすぐに実践されていることが多い！だから大きく成長されたのだと、つくづく感心させられることが多い。営業とは・・・素直に打ち込むことなのだ。

　高知県南国市にある四代目竹内石材さん。とても優秀な石材店さんで、私の一回り下だが、凄くしっかりされた社長さんだ。

　鳥取の竹内師範から紹介され、経営計画書を一緒に作成したり、勉強になるような資料をいただいたりしている。そして高知に行く用事があったので、ご一緒させていただいた。

　展示場等をしっかり作られており、施工もとにかく丁寧にされている。何よりもスタッフさん達も明るく、親切なのだ。地域１番店は伊達ではなかった。

　夜はとてもおいしい食事をご一緒させていただいた。今後とも多くの事を学ばせていただこうと思っている。弊社の近隣に竹内社長の会社が無くて本当に良かった！
　
　多くのお客様を根こそぎ取られ、指を咥えて見ていなくてはならないからだ。

　政治がひどいと、その国が生まれ変わる機会だと言う人がいる。正にその通りで、今の日本は政治家不在で、誰１人責任を感じている政治家はいない。消費税を上げる前に、自分達の権利も少しは捨てるべきだ。それすらしないで、国民に尻拭きさすとは何事なのだろうか？

　マニュフェスト等あったものではなく、選挙にうかると次々と約束を破る始末。とても安心して政治等を任せておける状態ではなく、党は分裂間近で、混乱が予測される。

　これは江戸末期や、室町・鎌倉末期と同じで、新しい波が起こる前ブレかもしれない。そして球界の盟主といわれたジャイアンツも、情けないニュースでいっぱいだ。大相撲もしかり、時代が代わりつつある。

　我々おじさんにとって、＝野球は１番だと思っている人が殆どだが、若い青年達はサッカーの方が断然人気があり、野球離れが深刻だ。これも時代の流れで、１つのチームが力を持ちすぎたことが原因なのだ。

　動乱の年には、政治やそれまで支持されていた物が淘汰されていく。動乱の時代だと気付いていないと、後でしっぺ返しがやって来るだろう。今こそ襟元を正した仕事をしなくてはならない。

　母の５年目の法事の為、はるばる高知から、母の姉妹達が訪れてくれた。それならば、観光してもらう為、京都の東寺にお連れすることになった。

　亡くなった母も、東寺が好きで、特に特別拝観をさせていただいてから、虜になっていた。今回も日頃お世話になっている森先生にお願いして、おばさん達を連れて東寺に行くことになった。

　おばさん達は、もちろん東寺の特別拝観は初めてであった。五重の塔の内部見学や、小子房を拝観させていただいたのだ。

　このような御持て成しをしていただき、とても東寺さんには感謝！感謝なのだ。地方の人にとっては、京都は特別な地である。

　そして特別拝観を、我々の為だけにしていただけることは、本当に価値のあることなのだ。幾つになっても思い出は、心に残るものなので、本当に東寺特別拝観は、値打ちのあるものだった。

　森先生初め、いつもスタッフの皆様、ありがとうございました。