本年度アカデミー賞を受賞したそれでも夜は明けるを観た！
　地味な映画で、奴隷制度の酷さを見せつけられた映画だ。

　この映画は実話で、12年間騙され奴隷商人により売られ、奴隷としての仕打ちを受けた話だ。
　
　昨年見たジャンゴのように、最後はスカッーとする映画でも無く、主人公以外の黒人達は奴隷のまま終わってしまった。

　できれば夜が明けた後の、夜明けにもクローズアップしてもらいたかった・・・
　リンカーンが奴隷解放し、もっとも偉大な大統領といわれているが、先住民であるインディアンに対する殺戮は酷い物だった。

　現在ウクライナ問題でロシア対欧米の対立構造が激化している！
　大国は、イランにも侵略しておきながら、よく言うわと思ってしまう。

　もう侵略や、戦争等は20世紀の遺物で、無くなってほしいものだ。

　黒人の奴隷問題は、何百年前だと過去の遺物に思う若者が多いが、ネルソンマンデラが釈放されたのは、僅か20年前のことだ。
　
　肌の色が違うだけで、奴隷にされ、非業の死を遂げた過去を忘れてはならない。
　本当に暗い映画だった・・・