話題の永遠のゼロを観てきた！
　日経新聞のコマーシャルにも使われ、今年の正月映画一押しの映画だ。

　特攻映画だと思っていたら、ヒューマニズムな映画だった・・・
　あの時代に命を大切にしろ！という言葉が発せられたのだろうか？
　と思いつつも、誰も戦争等起こってほしくないのだ。

　特に主人公が特攻を護る立場にいるときには、疲弊し生きた目を無くしていた。

　それほど当時の物資無き日本にとっては、無謀な戦争を仕掛け、アメリカに攻撃され、蜂の巣状態になりながら命を落としていったのだ・・・
　多くの若き特攻隊員は、手紙を残しており、内容は家族に対する気遣いだった。

　主人公の孫達がおじいさんの素性を調べているときに、末期癌の元部下に出会った。
　元部下は、余命三ヶ月と言われたが、半年以上生きらえたのは、あななたたちにおじいさんの話をしなくてはならなかったからだと言っていた。

　人間は世の中に役目を持って生きている！
　特攻隊員が死んだ事は無駄では無く、高度経済成長期には彼らの為に生きなくてはと、死ぬほど働いた人達が日本経済を大きくした。

　我々の業界も皆さんの努力により、裕福になり、それから先祖供養をするようになった。

　今の社会は、あの時代の極限状態と比べると、まだまだ甘い時代なのだ。