寿司を食べさせてくれたお客様 | 永代供養樹木葬、お墓ハピネスパーク千年オリーブの森（大阪枚方交野堺和泉京都奈良）社長ブログ

　花粉が飛び交い数年前の私ならばスギ花粉になっていたが・・・・４年前からスギ花粉がほぼ納まっている。

　この時期は憂鬱なので、花粉症が納まれば本当に気持ちが楽だ。

　さて弊社のお客様が亡くなった電話が御子息からかかってきた。

　追加彫刻の依頼の電話だったが、亡くなった施主様とは奇妙な関係があった。

　今から１３年前に寺墓地で墓石を購入していただき、お家に打ち合わせに行くと・・・

　何と特上の寿司が用意され、私を迎え入れてくれたのだ。

　それから文字原稿の修正を言われ、取りに行くとまたまた特上の寿司が用意されており、まあ一献という具合に酒で盛り上がった挙句に文字原稿には修正などなかった。

　計４回程特上にぎりが用意され、お腹がパンパンになり美味しかった。手土産を持ちお礼を言うと、また特上にぎりが配達されてきた。

　私の手書きの葉書を額に入れて飾ってくれていた！黎明期涙が出る程嬉しかった！社長さんと一献して、色々な事を教えてくれるのが楽しみだと言ってくれた。

　あれから１３年・・・ずっと療養されていたそうだが、先月この世を去られた。

　毎度、毎度お寿司を御馳走になった事は、今でも無い経験で、話をしているとき、奥様から社長に嫉妬が沸くと言われ、３人で大笑いした。

　会うは別れの始まり・・・私の周りの巨星がまた堕ちた。

　来生で今度は私に寿司をおごらせてもらわなくてはならない・・・安らかに眠って下さい。