１３日の金曜日だ。西洋では嫌われる日だ。日本では関係無いのだが、昔、１３日の金曜日という映画があった。かなりシリーズ化され、毎年同じキャンプ場に行き、何人もの若者が惨殺されるのだが、それだけ殺されているキャンプ場に泊まりに行く若者の方が怖い～そんな間抜けな映画があったことを思い出す。

　さて、最近葬式にお寺さんを呼ばない人達が増えている。これは結婚式の仲人をつけない事と比例しているかもしれない。結婚式に出席して、仲人がついている結婚式を殆ど見なくなった。自分達で挨拶をし、自分達で締めを言う。そんな結婚式が主流になってしまった。

　言葉がかなり違うかもしれないが、葬式の仲人がお寺さんが近い存在だと思う。ただ葬儀の場合は、故人に引導を渡したりしなくては駄目で、とても貴重な存在なので、結婚式の仲人とは、重さが違うのだ。

　しかし最近では、お寺さんにも、仏壇、墓石の購入を相談する人が激減している。それほど近い人ではないのだ。

　私どもの会社にも、お寺さんの営業が増えている。どうか開眼や法要があるときは、ご贔屓に！お茶菓子を持って来られるのだ。創業したときは、あれだけ威厳を持っていたお寺の住職。時代の流れかもしれないが、これからが檀家さん達と近づき、親しみのあるお寺を再興してもらいたい。

　葬儀社にも、お寺を呼ばない葬儀を主流としている葬儀社に、住職達がドンドン渇を入れてもらいたいものだ。

　この業界に入って１６年になる。１６年前からもう１６年前、そう３２年前と、１６年前の間の墓石業界は、余り変わっていない。しかしこの１６年間は、大きく様変わりした。

　まず和墓しか売れなかったことから、洋墓がこれだけ主流になるなど考えられないことだ。そしてこれだけ中国が主流になることも考えられなかった。

　そして何よりも、親戚のおじちゃん、おばちゃんが出てこなくなった。以前は、契約が決まりそうになると、必ず出現し、ああでも無いこうでも無いと、小言を言われたものだった。

　小言で済めば良いのだが、和歌山在住の親戚であれば、閏年にお墓を建てるとは何事だ！烈火の如くお怒りになられていた事を思い出す。和歌山では、閏年にはお墓を建てない都市伝説が今も続いているからだ。

　そんな親戚が出てくることが無くなった。確実に核家族化が進み、親戚に相談する人達が減り、自分達の事は自分でするという時代が確立されたのかもしれない。

　自分の周りでは、小言を言う親戚のおじちゃん、おばちゃんが貴重に存在だったのだが、今の世ではウザイ存在なのかもしれない。コミュニケーションが減っている現代社会なのだ。

　最近追加彫刻の値段を安くして、営業している石材店が多々あるそうだ。どうやって営業しているかといえば、亡くなった名簿を取り寄せ、その家に訪問しているという営業・・・・

　いきなり来られたお客様も、気持ちが悪いと考えるそうだが、お墓を持っているというと、では、追加彫刻代金を安くさせていただきますとのこと・・・

　追加彫刻とは、現在建っている墓石に、誰か亡くなる事に、追加で彫刻をしていくので、追加彫刻といわれ、出張代金と彫刻施工料を取るのが一般的なのだ。

　話を戻すと、とても安い金額を提供されたので、追加彫刻ぐらいこの金額なら良いかもと・・・・返事すると、場所が悪かったり、通路が狭かったりすると、値段がドンドン上げられていきそうだったそうだ。

　そんな話は最初にすべき話なのだが、結局胡散臭いということで、弊社で決めていただくことになった。値段は、その石材店が出した価格より、２倍高いにもかかわらず。

　結局お客様は、しっかりとした仕事をするかどうかを不安に思っているのだ！

　今月に入っても、お客様が気持ちよく契約してくださる。ありがたい限りで、スタッフ達の頑張りがあってのことだ。

　関西の墓石の価格が下落の一方だが、数が売れなくて下落していれば、おのずと経営に逼迫してしまうことは明白だ。

　本当に安売りしなくては、お墓を購入してくれないのだろうか？先日契約していただいたお客様は、既存の墓地から、墓石を撤去して、弊社で新しく建てていただくことになった。

　弊社以外にも、資料請求をした墓石店から営業に来て、撤去の旨を伝えると、墓地の場所も見ずに、撤去料金６０万円と言われたそうだ。

　そして続けざま、もっと安く撤去してくれる石材店で、撤去だけしてもらい、新しい墓石だけ建ててくれれば良いとの言われたそうだ。撤去等の仕事が煩わしいのか、失礼千万な営業に腹を立てたそうだ。

　何とも情も熱意も感じない営業スタイルに呆れてしまったが、弊社に決めた事を言うと、撤去料金を無料にするとのこと・・・最初の６０万円は一体なんだったのだろうか？

　何も新しい墓石だけを建てるのが墓石店の役目では無いのだ。こんな失礼な営業でも販売できているとは、信じられないが、それだけ我々業界は、まだまだ浅い業界なのだろう。お客様に不快を与えてはならない。

　弊社ホームページに、施工班のコーナーを設けた！西親方との付き合いは、ハピネスパーク牧野霊園がオープンしてからになる。丁度８年目になる。

　西鶴を創業して１６年目を迎えるが、施工班には今まで苦労してきた。こちらの思惑と違うことをするので、２度、３度変更してきたのだ。

　しかし西親方は真面目で謙虚なこともあり、何の不満もないのだ。そればかりか、親方の部下の３人も、とても仕事を真面目にするので、安心しているのだ。

　年間５００本以上施工しているので、石の事を熟知している。こうして弊社のホームページに登場していただき、今後弊社でお墓を考えてくれる方は、安心してもらえると思っている。

　我々はお墓を販売しているが、施工はとても大切な部分だ。今後共親方には、弊社にとって力強い味方になってもらいたい。
https://e-saikaku.co.jp/staff_saikaku.html#shokusai_sekou
（施工班紹介ページ）