寒の内(かんのうち)ってなに?
投稿日:2026年01月26日
寒の内に整える、身体と心
一年で最も寒さが厳しい時期のことを「寒の内(かんのうち)」といいます。
小寒から大寒、そして立春の前日までを指すこの時期は、
昔の人にとって特別な意味を持つ時間でした。
ただ寒さを耐えるのではなく、
「身体と心を整えるための季節」。
そこには、今の私たちにも役立つ知恵が詰まっています。
身体を温めるのではなく「冷やさない」
寒の内の養生で大切にされたのは、
過剰に温めることではなく、冷やさないこと。
・首・お腹・足首を守る
・冷たい飲み物を避ける
・夜更かしをしない
・温度差をつくらない
これらはすべて、
身体の“芯”を守るための知恵でした。
カイロやあんか、重ね着も、
寒さを消すためではなく、
自然な体温を保つための道具として実用されてきました。
立春のための、静かな準備
寒の内は、春の前触れ。
でも、春のことを考えすぎなくていい時期でもあります。
ただ、よく眠り、よく温まり、よく整える。
そうして迎える立春は、自然と心が軽くなります。
春は、がんばって迎えに行くものではなく、
整った人のもとに、静かに訪れるもの。
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