千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内)

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NHK72時間ドキュメント「樹木葬 桜の下のあなたへ」わかりやすく解説


樹木葬(じゅもくそう)とは

従来の墓石の代わりに樹木や草花を墓標とする形の埋葬方法です。

NHKのドキュメント72時間で放送された「樹木葬 桜の下のあなたへ」という番組が話題を呼び、樹木を墓標とする新しいタイプのお墓を、近年選ぶ人が増え続けています。

樹木葬を選ぶ人たちの中には自然の中で眠りたい、自然に還りたいという方や、核家族化や少子化により墓を見ていく人がいなくなる、後の世代に墓の管理をさせたくないという方など、様々な事情をお持ちの方がいます。

樹木葬の特徴

1. シンボルとなる樹木
故人が眠る場所に木や花を植えることで、その植物が墓標となります。植える木は桜・紅葉・ハナミズキ、サルスベリ、ウメモドキ、エゾアジサイなどが多いです

2. 自然に還れる
遺骨は直接土に埋めたり、さらし袋に入れられて埋葬されます。その結果、時間とともに自然に分解され、自然に還ります。

3. 個人・家族・共同埋葬
個人の樹木葬だけでなく、様々な人と一緒に眠る(合祀)タイプのものもあるので寂しくないという意見もあります。

4. 経済的な選択肢
一般的な墓と違い、管理の費用が比較的抑えられます。

 

NHKドキュメント72時間でも放送された

2019年5月24日放送「樹木葬 桜の下のあなたへ」でも、新しい形の埋葬方法として樹木葬が取り上げられました。

ドキュメント72時間は、ある1つの場所で丸3日間に渡り取材を行い、その場所で見られるさまざまな人間模様を定点観測する人気のドキュメンタリー番組です。

番組の中では、樹木葬を選び、実際にお参りに来る人たちの背景が紹介され、何度も再放送されるほど多くの視聴者を感動させました。

ここで少し番組の内容を紹介します。

自然が大好きな人だったから

52歳保険会社勤務の女性は二年前に夫を亡くしました。

夫婦二人暮らしでしたが、結婚記念日に亡くなり遺骨を中々手放せなかったと語りました。

そのような状況の中で、樹木葬と出会いました。ご主人は川で魚を釣ったり、自然に親しむことが好きだったそうです。大好きな自然の中で眠ってほしい、そんな想いで樹木葬を選んだと、桜の木を傍らにビールを飲みながら、女性はしみじみ語りました。

土に還るのかなと思いながら、お参りするそうです。

 

永代供養で母が決めていた樹木葬に

家族でお参りに来ていた女性は、母親が眠っています。

生前から母は樹木葬で永代供養を、と言っていました。

樹木葬は費用も抑えられて、管理の負担が少ないです。

お骨をダイレクトに土に入れるので、どのあたりに眠っているのかはわかりません。私は自分自身だったらちょっと嫌ですけど(笑)

と家族みんなで和気あいあいとお参りをしていました。

 

誰もお参りに来なくても綺麗で簡単

自分が元気なうちに樹木葬を購入したという女性が、桜を見にやってきました。

ずっと独身で歩んできた人生だった。お参りに来る人は誰もいないけれど、桜があって、お花が咲いて、周りが綺麗だから、良いかなと思ったそう。

独身だから、樹木葬という簡単な形がちょうどいい。

生きている間に自分の死ぬことを考えられるのは、良いことだと語りました。

 

気軽にお参りに行ける

番組ではサクラの開花に合わせて散歩がてらお墓参りをしたり、毎週欠かさずお参りに来ていると語る人も多く登場ししました。

樹木葬は従来のお墓と違い、公園のように気軽に訪れ、散歩がてらお参りに来園することも多いようです。

 

 

関西の樹木葬は?

関東と関西では、納骨するお骨の量が違います。一般的に関西では、火葬後の骨上げで全てのお骨ではなく、体の各一部分を拾い、骨壺へ納めます。一方で関東では火葬後全てのお骨を骨壺へ納めます(全骨と呼びます)。

樹木葬ではさらしの袋に移し替えて納骨するため、お骨の量が多くても徐々に自然に還っていきます。

 

千年オリーブの森の樹木葬は?

千年オリーブの森は圧倒的開放感と自然豊かな環境で眠ることができる樹木葬です。

シンボルツリーである樹齢千年のオリーブに見守られながら、大切な故人と目の前で手を合わせることができます。樹木葬ですが墓石があり、ここに故人が眠っていると感じられるような空間でお参りができます。また、お線香やお花の筒も個別にあるので、家族だけの時間を過ごすことができます。

また、千年オリーブの森では、墓地の管理や供養が永代にわたって行われるため、独身・娘しかいない・後継者がいない・子供に負担を残したくないといった場合でも安心して利用できます。

①千年オリーブの森の納骨期限

・期限はなく、合祀(他人のお骨と一緒になること)されることはありません。

・永遠に家族や事実婚、パートナー同士だけで一緒に眠っていただけます。

②千年オリーブの森の人数制限

・何人でも納骨ができ、人数制限はありません。

・祖父母、父母、長男夫婦、次男夫婦、長女夫婦、孫等、苗字が違っても制限なく一緒に納骨が可能です。

③千年オリーブの森のお参りの方法

・自分達だけの墓石をそれぞれ建てていただけます。

・自分達だけの墓石に専用の線香皿と花筒が設置されています。

・墓石の前まで行き、お参りすることができます。

④千年オリーブの森の管理費

・管理費は、一切かかりません。子供の代になって要求されるといったようなこともありません。

・水道は、井戸水を使用しております。 

・管理費がないので、お墓の跡継ぎを気にする必要はありません。

⑤樹木葬を選ぶ理由

樹木葬を選ぶ理由は、人によって色々な事情や想いがあります。

日本では、伝統的に長男が墓を引継ぎます。

次男以下は分家として新たにお墓を建てる。長女、次女等は嫁ぎ先のお墓に入っていくのが一般的です。

しかし、家族のかたちやライフスタイルが変わり、近年こういった事情を持つ方が増えてきています。

1・娘しかいない

2・息子はいるが、遠くで仕事をしており帰って来ることができない

3・自身が独身で見ていく人がいなくなる

そういった方々にも千年オリーブの森は選ばれています。

 

その他に千年オリーブの森は、

・自然に囲まれた環境なので、森の中、自然に包まれた中で眠りたいというご希望も叶えられます。

・お参りが行けなくなったとしても、お寺が毎年年3回の合同供養(永代供養)をします。

・宗派がわからなくても、宗旨・宗派が問われません。

・骨壺に入っているお骨は、すべて土の中に納める事ができ、自然に還ることができます。

 

さくらを見ながら樹齢千年のオリーブの元で眠れる

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