公開日:2022年10月29日
更新日:2022年10月29日
お墓の引っ越しの注意点
墓じまいの注意点
・見て行く人がいない
・田舎が遠くて墓守を子供には任せられない
・なかなかお参りに行けず気がかり…
上記のような理由でお墓をたたむ、墓じまいを検討している場合には、どういったことに注意すればいいのでしょうか?
一人では進められないことも
実家のお墓を今の住んでいる近くに移動させたいと考えている時、もう実家の近くに誰も親族が住んでいない場合は自身の意思のみで話を進められますが、
実家に親族がいる場合、話を通しておかないと反対されるケースもあります。
ですが、移動を考えている人が第一に見て行く人になるかと思いますので、
本当にそのままでいいのか、負担を将来に後回しにしていいのか話して理解を得なければなりません。
離檀が必要?
実家のお墓がお寺の土地だったり、地域で檀家として付き合いがある場合、そこへ話をせずに墓じまいできない場合もあります。
改葬の申請をするのに、墓地の管理者の署名が必要だからです。
出て行くのに高額な金額を要求してきたり、出て行かせないと言われたりすることもあるそうですが、法律的には移動を制限することはできませんので、直接話をしたく無い場合には書面上でやりとりなどもできます。
まとめ
墓じまいするには、家族の問題ですので自分だけではなく周囲の理解も得て進める必要があります。なぜしたいのか、どの程度金額がかかるのかなど、話し合いながら進めて行くことをおすすめします。
執筆者:株式会社西鶴 代表取締役 山本一郎
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