公開日:2021年07月23日
更新日:2022年02月16日
仏壇の処分方法と注意点とは
仏壇を処分する場合は、まず魂抜きをしなければなりません。
目次
どんな方々が仏壇を処分・供養をしたいのか
1・仏壇を継承することになったが、マンションなので置く場所がない
2・家族が多くて置く場所がない
3・古くなったので買い換えたい
4・一人娘、一人息子同士の結婚で仏壇を1つにしたい
5・昔ながらの仏壇を現在風に買い換えたい
6・引っ越し先に大きな仏壇を置くことができない
7・仏壇じたい怖い
仏壇は、そのまま処分してよいものではありません
仏壇を買い替えることになったなど、さまざまな理由で仏壇を処分しなければならなくなることがあります。
サイズが大きいというだけでなく、先祖の供養をしてきたということからも、そのまま処分してしまってよいのか疑問に思う人は多いでしょう。
実際、仏壇はそのまま処分してよいものではありません。
お寺(菩提寺)に依頼する
購入したばかりの新しい仏壇は、ただの箱や家具です。
それに僧侶が魂入れの儀式をすることで、仏壇として先祖の魂が宿り、私たちはそうして先祖の魂が宿った仏壇に日々手を合わせて、供養を行うのです。ですから、最後に処分する際には、再び僧侶に依頼して、魂抜きを行う必要があります。菩提寺がある場合は、お寺に相談して処分を依頼するのがおすすめです。
仏壇を引き取って処分までしてくれる場合もありますし、少なくとも魂抜きはしてもらえるので、引き取ってもらえない場合も、その後の処分はお寺の指示通りに行えば安心です。
買い替えの場合は仏壇・仏具店に依頼する
仏壇の買い替えによって仏壇を処分するという場合は、新しい仏壇を購入した仏壇・仏具店に相談すれば、たいてい引き取ってもらえます。ただし、有料での引き取りがほとんどですので、安く済むわけではありません。魂抜きまで行ってくれる仏壇店も少なくありませんが、中にはやると言いながらきちんと供養を行ってくれない店もあるので、その点は気をつけて店を選ぶようにしましょう。
自治体に依頼する
各自治体で決められた廃棄物として処分する。
魂抜きも含めて処分してくれる業者も
魂抜きをしても、家の前やゴミ捨て場にゴミとして出すことに抵抗がある人は多いでしょう。また、普段からお寺との付き合いがあまりないという場合は、どこに魂抜きをお願いすればよいかわからない、ということもあります。そんな時は、魂抜きも含めて処分をしてくれる専門の業者にお願いするのも一つの方法です。信頼できる業者を選んで依頼するとよいでしょう。
注意点
仏壇は処分されても、ご本尊や位牌、過去帳は手元に残される方が多くいらしております。
魂が宿るとされているので、供養はしたほうが安心です。
又供養の仕方も宗派によって違いがあります。
まとめ
仏壇は、簡単に捨てるというわけにはいかないので、お寺に相談したり、きちんと魂抜きをしてから引き取ってくれる業者を探したりする必要があります。先祖の魂を宿した大切な仏壇ですので、業者にお願いするときには信頼できる業者を選んで任せるようにしましょう。
執筆者:株式会社西鶴 代表取締役 山本一郎
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