公開日:2021年07月23日
更新日:2023年12月30日
悩み解決|お墓の引っ越し(改葬)の手続きについて教えてください。
お墓の引越しとは、すでにあるお墓を別の場所に移すことを言います。
お墓の石を移動させれますか
移動することはできます。
移動とも言いますが、引越しとも言います。
お墓の移動を考えている方の悩み
①今現在あるお墓の立地が悪い
・田舎にお墓があるので、なかなかお参りに行けない
・自分たちの引越し先の近くに移したい
・子供たちが行きやすい場所にしたい
・アクセスのいい場所にしたい
②環境が悪い
・階段や段差が沢山多い
・日当たりが悪いので暗い
・霊園が汚い
・雑草が生え放題
・トイレが汚い
・休憩場所がない
③宗教の悩み
・宗派を変えたい
・檀家制度がいや
墓石の移動の有無
お墓の引っ越しのことを改葬(かいそう)といいます。
遺骨をすべて移動するのか、一部のみの移動なのかとうにより手続きも違ってきます。
その手続きは引っ越しの内容によっても違ってきます。
①お墓をそっくりそのまま墓石ごと移すのか
②墓石は新しいものにするけれどご遺骨はすべて移動するのか
③今のお墓は遺したままご遺骨の一部を移して新しいお墓を作るのかいろいろなケースがあります。
1・改葬先の霊園を探す・選ぶ
まずは、新しく移転する先の霊園を探します。
移転先を決めないと前に進めません。
(注意する事)
墓石ごと移すことを予定しているのであれば、それを受けて入れてくれる霊園などを探す必要があるので確認しましょう。
墓石の移転を受け入れていないところもありますし、敷地の関係で古い墓石が置けない場合もあります。
指定の石材店で墓石を依頼することが定められている霊園もあります。
墓石の移動をする場合は、まずはそれが可能かどうかを確認しながら新しい墓地を探します。
見つかったらそこで、「受入証明書」を発行してもらいましょう。
2・改葬前のお墓で手続きをする
改葬元のお墓のほうでも手続きは必要です。
お墓のある市町村役場(行政)で「改葬許可申請書」をもらうか、インターネット上でダウンロードを行います。
これに必要事項を記入して、事前に連絡の上で改葬元のお墓のある霊園など管理者に署名・捺印をしてもらい、市町村役場へ提出します。
受理されると「改葬許可証」が発行されますが、この改葬許可証の発行に必要な書類が改葬許可申請書のみの市町村もあれば、永代使用許可書や受入証明書が必要な場合もあるので事前に確認が必要です。
改葬を行う
改葬元のお墓で改葬許可証を提示してお墓の魂抜きを行い、ご遺骨を取り出して、新しいお墓に移します。この場合も改葬許可証の提示が必要になりますので忘れないように持参しましょう。
また、新しいお墓でも、開眼供養などを行い、納骨をします。
古いほうのお墓を使わないのであれば、更地にする必要があります。
業者にお任せする方法も
お墓のお引越しは、引っ越し元と引っ越し先の双方で書類の作成などが必要になるため、意外と手間がかかります。
そのため、業者に一括してお願いする方法もあるので、忙しい方や手順がよくわからないという人は依頼するとよいでしょう。
まとめ
お墓の引っ越しは、市町村役場での手続きが意外と煩雑です。
事前にしっかり調べて効率よく行うか、業者に相談して手伝ってもらうのが良いでしょう。
執筆者:株式会社西鶴 代表取締役 山本一郎
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