公開日:2020年11月20日
更新日:2023年04月05日
身内が亡くなった後どうしたらいいの?
病院で亡くなる場合は
最近は病院で臨終を迎える場合が多いです。
本人が日頃から「自宅で家族にみとられて生を終えたい」と思っていても、なかなかそうっできないことが多いようです。
病院に入院してお任せした以上は危篤、臨終の際も医師や看護師の指示に従って行動します。
①医師から危篤を宣告されたら、会わせたい人達に至急連絡を取ります。
②臨終の際は医師が告げます、末期の水をとります。
③遺体の清拭は看護師に任せます。
④遺体はいったん、霊安室に運ばれます。
⑤病院で寝台車の手配をしてくれます。
➅自宅又は葬儀場に遺体を運びます。
小さい子供が亡くなった場合は、親が抱いて自家用車で帰宅します。
自宅で亡くなる場合
自宅で病人の症状が急変したときは、直ぐに医師に連絡します。
老衰のお年寄りなどは、医師が来ないうちに家族に見守られる中で息を引き取る場合もあります。
その際は家族が枕元に集まり、交代に末期の水を含ませます。
①自宅で亡くなった場合は必ず、医師に連絡して来診を仰ぎます。
②医師に死亡診断書を書いてもらいます。
末期の水(死に水)の意味
末期の水は、息を引き取っる間際に肉親が水で唇を湿してあげる事です。
①その人の最期の水であるとともに、この水で生き返ってほしいと願う気持ちも含まれています。
②又、死後の世界で渇きの苦しみから救われるようにと言う願いも含まれています。
末期の水のとり方
1・脱脂綿をはしの先に巻き、ガーゼでくるむ。
2・ガーゼでくるんで、白糸で縛ります。
3・水をつける。
4・遺体の唇にあてます。
遺体を清める
「湯灌」ゆかんともいいます。
故人の現世での苦しみや迷いを洗い清める意味があります。
以前は湯で全身を清めましたが、看護師や葬儀社がアルコールを含ませたガーゼなどで全身を拭く「清拭」せいしきが一般的となりました。
耳や鼻には脱脂綿を詰めます。
衣服を着替えます
新しい浴衣y故人の愛用していた服を着せます。
和服の場合は襟の打ち合わせを左右逆の「左前」に着せます。普段の逆になります。
あの世とこの世がでは全て逆と考えられているからです。
男性・女性の死に化粧とおくりびと
①男性の場合は・・・ひげをそります。
②女性の場合は・・・ナチュラルメークをします。
元気な時の顔に戻るエンバーミング
故人にお化粧を施す「死化粧」とは別に、エバーミングと言う処置があります。
①死体に消毒をや防腐処理をします。
②皮膚の修復を行います。
生前と同じような姿で長期保存が可能になりました。
執筆者:株式会社西鶴 代表取締役 山本一郎
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