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新しい散骨方法の一つ、バルーン葬とは?費用の相場や宇宙葬との違いは?

バルーンに乗せて宇宙に散骨するバルーン葬が注目されています。

 

バルーン葬とは

バルーン葬とは、大きなバルーンに粉末化した遺骨を入れて飛ばす散骨の方法です。

飛ばしたバルーンは、空高く昇り、成層圏に達したところで気圧の変化により割れて遺骨が散布されます。

大空に散骨する自然葬ということで、現在注目を浴びている方法です。

バルーン葬は、執り行っている業者に依頼して行うことになりますが、打ち上げ場所は業者が確保している場所のほか、場所を指定して依頼することもできます。

また、遺骨を預けて打ち上げまでお任せで行うこともできますし、打ち上げに立ち会って遺族が自分の手でバルーンを飛ばすことも可能です。

日本では、法律で勝手に埋葬することは認められていませんが、散骨は節度を守って行えば罪にはならず、法律的にも問題はありません。

 

バルーン葬の費用相場

バルーン葬の場合、費用はだいたい20~30万円が相場です。

遠方の場所を指定して業者の出張を頼む場合や、バルーンを飛ばすための場所を借りるのに費用が掛かる場合などは、その費用によってはこの相場をオーバーすることもあります。

ただし、建立時に数百万円かかってさらに毎年管理費も必要な普通のお墓に埋葬するのに比べると、かなり費用が抑えられる方法と言えるでしょう。

オプションとして費用は必要ですが、夫婦や兄弟の遺骨を一緒に飛ばしたりもできますし、ペットの遺骨を一緒に飛ばすこともできます。

 

宇宙葬との違い

バルーン葬と似た散骨方法には、宇宙葬と言われるものもあります。

これは、遺骨をカプセルに入れて打ち上げ、カプセルのまま宇宙を漂わせる方法です。

粉末の状態で宇宙に漂うことで、バルーン葬はより自然に還るというイメージに合ったものになるでしょう。

 

まとめ

バルーン葬とは、大きな風船に粉末化した遺骨を入れて空に飛ばし、成層圏で風船が割れることによって宇宙に散骨する方法です。

普通のお墓に埋葬するよりも費用が安く、しかも宇宙への散骨というロマンから、選ぶ人の増えている方法でもあります。

自然葬を考えている場合は、バルーン葬も選択肢に入れてみるとよいでしょう。

執筆者:株式会社西鶴 代表取締役 山本一郎

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