公開日:2020年12月01日
更新日:2024年01月17日
エンディングノートの書き方1:基本情報
エンディングノートの冒頭には、基本情報を書くとよいでしょう。
基本情報とは
エンディングノートの冒頭には、まず自分の基本情報を書くのが良いでしょう。基本情報とは、名前や生年月日などの、自分についての本当に基本的なことです。もちろん家族であれば知っていることではありますが、きちんと整理して書くことで、遺族にとっても確認になりますし、自分についてのエンディングノートということで整理しやすくなります。基本的なことではありますが、それだけ重要なことでもあるので、間違いのないように、丁寧に書くようにしましょう。
基本情報で書くべき内容
それでは、具体的にはどのような内容を基本情報として記載するのでしょうか。
・氏名
・生年月日
・住所
・本籍地
・血液型
・趣味
・持病
・家系図
などがあります。これらの項目にはもちろん決まりがあるわけではありませんし、書式などにも定型のものがあるわけではありませんので、自分の好きなように書いてかまいません。
本籍地などは、意外と調べるまで子供は知らなかったということもあるので、記入しておくことと、戸籍謄本を一通同封しておくのもおすすめです。
趣味などは必要?
フォーマットになっているエンディングノートでも、基本情報の欄には趣味などの項目があることが多いです。趣味が何かということを記しておくことが、遺族にとって役立つかというと、特に必要でないことも多いのですが、エンディングノートを書く意味は遺族に必要なことを知らせるだけではありません。エンディングノートを書くことによって自分の半生を見つめなおし、遺された時間をどう使うかを考えることも、エンディングノートを作る大切な理由です。自分についてのさまざまなことを書いていくうちに、今まで歩んだきた人生を振り返ることにもなりますし、自分がやりたいことに最後にチャレンジする意欲がわいてくるかもしれません。そういった意味でも、趣味などを書いておくのはよいでしょう。
まとめ
エンディングノートの冒頭にくる基本情報には、氏名や住所などの基本的なことを記載します。それだけではなく、本籍地や家系図などを書いておくと、遺族が確認しやすくて便利です。
また、遺族にとって特に必要ないかもしれませんが、趣味なども書いておくと、自分の人生を振り返るにあたって、スムーズに考えがまとめやすくなる場合があります。これは必要ないから、と思わずに、いろいろ書いてみるとよいでしょう。
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