公開日:2020年03月01日
更新日:2024年01月18日
知っておきたい。改葬や墓じまいの際によくあるトラブル3つ。
墓じまいで発生しやすいトラブルを事前に把握しておくことで回避することも可能です。
墓じまいで起こりうるトラブルは、ある程度予測ができます。親族や寺院、石材店とのトラブルが多く、中でも費用に関することが多いようです。起きてしまってからでは大変なので、出来れば事前にトラブル回避のポイントを抑えておくとよいでしょう。
親族間のトラブル
先祖代々のお墓であればなおさらのこと、親族と相談せずに墓じまいをすることは絶対に避けましょう。関係する親族の同意は必ず取るべきです。これを怠った結果、トラブルに発展することは少なくありません。費用もかかることなので、独断で話を進めて墓じまいの費用を請求されては、親族が怒るのも当然でしょう。
回避するには…
お墓を管理している上で理由があって墓じまいを検討している状況ですから、親族には経緯についてもちゃんと話して相談することです。一人でも反対者がいる場合は、墓じまいを行うべきではありません。理解を示してくれた他の親族も交えて話し合いを続けるしかないでしょう。費用に関すること、墓じまい後の遺骨の行き先などもすべて相談しましょう。
寺院とのトラブル
墓じまいの際に「お礼」として寺院に支払う金銭を離檀料と言いますが、この離檀料についてのトラブルが非常に多いです。離檀料の金額の設定がないために起こるトラブルとも言えるでしょう。墓じまいは寺院にとって収入源を失うことになりますから、阻止するために法外な離檀料を請求するケースもあります。一般的な離檀料の相場は10万~20万円程度ですので、これより高ければ法外と言えます。
回避するには…
事情を説明しても理解を示してもらえない寺院であれば、事を穏便に運ぶことは難しいでしょう。その場合は最初から専門家の手を借りることです。行政書士の手配を行い、手続きを任せましょう。
石材店とのトラブル
多くの場合、墓所は借り物です。墓じまいをするなら墓石を撤去し、更地にして返却しなければいけません。その作業を依頼するのが石材店なのですが、高額な撤去料を請求されることがあります。寺院提携の指定石材店がある場合は、その業者に依頼せざるを得ないためトラブルが起こりやすい傾向です。
回避するには…
複数の業者の利用が可能であれば見積もりで比較検討しますが、指定1社のみで理不尽な高額見積もりであれば寺院に訴えてみるのもよいでしょう。寺院も石材店も悪い噂は避けたいと思うものです。
まとめ
墓じまいや改葬でトラブルが起こる可能性は非常に高く、精神的な負担も懸念されます。事前にトラブルを予測して行動することで、ある程度は防げるでしょう。多少の覚悟をもって事にあたれば結果的によい方向へ進むかもしれません。
- むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。 -
大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
ご自宅近くの霊園を、ぜひ一度ご見学ください。-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
JR学研都市線津田駅から車で3分
-
大阪・京都・奈良の県境にある
(京阪奈墓地公園内)
-
泉北高速鉄道光明池駅から車で10分
-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
日吉原レジャープールそば
-