公開日:2020年01月01日
更新日:2024年01月18日
都会のど真ん中にお墓?!屋内墓苑とは?
屋内墓苑とは「自動搬送式納骨堂」と呼ばれる屋内のお墓です。納骨堂でありながら屋外のお墓同様にお墓参りや法要ができるのが特徴です。
外観はマンションのような造りが一般的です。立体駐車場のような仕組みのため、敷地面積を最小限に抑えられることから都市部の狭い敷地でも設置できます。駅の近くなど立地条件がよく、お墓参りがしやすい条件が整っている場合が多いです。
屋内墓苑とは
主に都市部を中心に展開している屋内型墓地で、納骨堂とは性質が異なります。納骨堂を進化させたお墓というイメージでしょうか。所有者に渡される専用の参拝カード(ICカード)を使用し、システムを稼働させます。タッチパネル式の簡単な操作を行うと、納骨堂に安置されている遺骨を収蔵したお厨子が参拝スペースまで運ばれてきます。
お参りの準備が整い、お焼香もできます。施設により異なりますが、花や線香は準備されていることが多く、手ぶらでお墓参りできる点も人気です。
屋内墓苑の特徴
これまでの納骨堂は遺骨を一時的に収蔵しておく場所という認識でした。屋内墓苑は、外観的なスタイルは納骨堂のまま、機能はお墓という特徴があります。
施設によっては回忌法要から葬儀までできるところもありますので、確認するとよいでしょう。
メリット
- 駅から徒歩圏内
- 天候に左右されずお参りができる
- 宗教、宗派、国籍不問
- 使用期限がない
- 継承者がいなくても利用可
- セキュリティが万全
- お墓の手入れ不要
デメリット
- 建物の老朽化が懸念される
- お盆やお彼岸などは混雑する
- 墓石のデザインなどを選べないことが多い
- 定休日や夜間のお参りができないことがある
屋内墓苑では継承者がいなくなっても管理者により永代供養をしてくれるのが一般的です。永代供養サービスのある屋内墓苑は、継承者がいない方や子どもに迷惑をかけたくないと考えている方にも選ばれています。
屋内墓苑の費用
相場の幅は広く、立地条件や施設の規模、設備により異なります。都内の相場は80万円~150万円程度です。
費用に含まれるものは、永代使用料・墓碑の加工料・遺骨収蔵厨子のほか、永代供養料まで含まれているケースもあります。年間の管理費は少し高めで1万円~2万円程度でしょう。管理費は設備のメンテナンスや維持管理にあてられます。
まとめ
新しいスタイルのお墓である自動搬送式納骨堂は、現在のところ東京をはじめとする都市部を中心に展開されています。都市部在住の方にとっては、一つの選択肢となるのではないでしょうか。
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