公開日:2019年10月01日
更新日:2024年01月18日
お位牌に彫り込まれてある梵字とは?宗派ごとに決まっていると聞きますが…。
梵字とはサンスクリット語の表記で、仏様をあらわす文字をお位牌に彫る場合があります。
梵字とは
梵字とは、古代インド語の表記で、サンスクリット語を書き表すときに使われる文字です。古代インドで使われていたサンスクリット語の文字として生まれたブラーフミーという文字を感じで表記したものが梵字と言われています。日本には、仏教とともに伝わり、密教と深くかかわる中で、仏様を示す神秘的な文字として使われるようになりました。その場合は一文字で意味を表す象徴といった意味合いで使われることが多く、字そのものが仏様だとして敬われています。現在でもお墓やお位牌の戒名の上に刻まれることの多い文字です。
梵字と宗派
梵字は好きなものをつけてよいというわけではありません。お位牌の戒名の上に彫り込まれている梵字は、宗派によって異なります。
- 天台宗:大日如来をあらわす文字か、阿弥陀如来をあらわす文字
- 真言宗:大日如来を表す文字
- 浄土真宗:梵字を使わずに、南無阿弥陀仏などといった文字を刻むのが一般的
梵字を彫る場合は間違いのないように、宗派を確認することも大切ですので、忘れないようにしましょう。
梵字を彫るべきか
梵字は必ずしも彫るというものではありません。その宗派でも彫らない人もいますし、彫る場合もあります。どうすればよいかわからないばあいは、自分の宗派の僧侶などに相談するのがよいでしょう。檀家になっているお寺がない場合などは、仏具店で購入するときに相談するのも一つの方法です。地域によっても彫ったり彫らなかったりする場合があるので、地域の詳しい人に聞いたり、親族に相談するなどの方法もあります。
まとめ
お位牌の戒名の上に、マークのような文字が刻まれている場合がありますが、これは梵字と呼ばれるもので、仏教とともに伝わったもともとはサンスクリット語の表記を行うものです。日本では仏教と結びついてその字そのものが仏様を表すものとして、お墓やお位牌、お寺などに彫られることが多くなりました。宗派によって使う梵字は異なりますし、地域による違いもあるので、檀家になっているお寺などに梵字を彫るべきかどうか、どの梵字を彫るべきかを相談するとよいでしょう。
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