公開日:2019年03月01日
更新日:2024年01月26日
位牌の処分方法について教えてください。
魂抜きをしてお焚き上げをする場合と、お寺に永代供養を依頼する場合があります。
位牌はそのまま処分してしまってはいけません
受け継ぎ人がいないなど、やむを得ず位牌の処分を行う場合があります。位牌の処分には、大きく分けて二つのやり方があります。
魂抜きをしてお焚き上げ
位牌には、個人の魂が宿っていると考えられています。そのため、処分をする場合はまず僧侶に魂抜きの法要を行ってもらい、それからお寺などでお焚き上げを行うのです。お性根抜きや、閉眼法要などと呼ばれることもあり、費用は地域によって異なります。僧侶による法要になりますので、数千円の場合もあれば、10万円ということもあり、わからない場合は直接問い合わせるか、親類に相談してその地域の相場の金額をお渡しします。菩提寺がある場合は菩提寺にお願いし、ない場合は宗派の合うお寺に問い合わせるか、仏具店に依頼してもよいでしょう。
永代供養に出す
魂抜きを行わずに、お寺などに永代供養をお願いする場合もあります。これはお墓の永代供養と同じで、お寺などがその人の代わりに年忌法要など継続的な法要をおこなってくれるシステムです。永代といっても、永遠に供養するわけではなく、33年や50年といった弔い上げのタイミングで、お焚き上げをしてくれます。費用は魂抜きやお焚き上げをするよりも高いことが多く、ひとつのお位牌につき10万円~50万円程度が相場です。受け継ぐ人がいないということで、いくつものお位牌を永代供養に出すと、かなり高額な費用になるので、よく調べてから依頼したほうがよいかもしれません。
親族と相談して
お位牌は、仏具の中でも最も重要なもので、個人の魂が宿っていると考えられているものです。昔の人は、何かがあると仏壇のお位牌を持って逃げた、ということからも、大切なものだということがわかるでしょう。そのお位牌を処分するということですから、やはり自分だけでなく、親族にも相談して、納得してもらってから処分を行わないと、後で揉めるケースもあるので注意が必要です。
まとめ
お位牌を処分する場合は、魂抜きをしてからお焚き上げをするケースと、そのまま永代供養に出すケースがあります。お位牌は仏具の中でも大切なものですし、処分の方法によって費用もかなり変わってきますから、どのように処分するかは親族でよく話し合ってから決めるようにするとよいでしょう。
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