公開日:2018年03月01日
更新日:2024年01月26日
内縁の妻が夫のお墓に入る方法はありますか?
親族や霊園などの了承が得られれば、内縁の妻が夫のお墓に入ることは可能です。
内縁関係でも同じお墓に入ることはできるのか
戸籍上の親族でないとお墓に入れないという法律はないので、内縁の妻が必ずしも夫のお墓に入れないというわけではありません。
しかし、現実的にはなかなか内縁の妻が夫のお墓に入るのは難しいといえます。
それは、お墓が故人だけのものではなく、その家に代々伝わるものだからです。先々の管理や法要は、残された家族が行いますので、ご家族の了承を得られるかが重要になります。
内縁の妻が夫のお墓に入る方法
内縁の妻が夫のお墓に入るには、お墓の永代使用権者に許可をもらう必要があります。
さらに、お墓を運営するお寺や霊園との契約時の規定で、親族以外の納骨が可能かどうかを確認しましょう。もし、可能であれば同じお墓に入ることは可能です。
永代使用権者は、一般的に親族の代表になりますが、それ以外の親族一同にも了承を得ておかないと、トラブルの原因になるので注意しましょう。
内縁関係によっても異なる
内縁の妻が、お墓に入るのを認められないのはなぜでしょうか。
それは、内縁関係がどのようなものだったかによっても異なります。
例1:正妻がいるにも関らず、内縁関係だった場合
この場合は、やはり親族の心情としては家族といえるのは正妻になりますし、別居していて内縁の妻と暮らしていたとしても、同じお墓に入るのは抵抗があるでしょう。
例2:お互い独身で、籍を入れていないだけで夫婦のような生活をしていた場合
親族にも認められやすくなります。
比較的、高齢になってから出会った場合は、遺産のこともあるので籍は入れずに一緒に生活をするというケースも珍しくありません。この場合は、妻として一代限りですがお墓に入るケースもあるでしょう。
まとめ
妻が内縁関係の夫のお墓に入るのは、決してできないわけではありませんが、生前の親族との関わり方などによって大きく異なるのが現状です。
どのお墓に入るかは、もちろん本人同士の問題ではありますが、実際にお墓を管理していくのは遺族になりますから、自分たちだけで決めることは難しいです。
まずは、親族の理解を得られるかどうかを確認しましょう。
どうしても親族の了承が得られず、それでも一緒のお墓に入りたいという場合は、夫婦で入れる永代供養墓や納骨堂などを探して、契約しておくというのも一つの方法です。また、同じ場所に散骨してもらうように手配しておくという方もいます。
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