公開日:2017年10月31日
更新日:2024年01月26日
散骨を行うには、何か許可が必要なのでしょうか?
散骨を行う際には、許可や手続きなどは必要ありませんが、節度を持って行う必要があります。
散骨をする時の許可について
散骨については、国が定める法律では、規則などが定められてるわけではありません。
遺体を火葬したり、墓地や納骨堂への遺骨の埋葬については「墓地、埋葬などに関する法律」で定められています。遺骨を墓地以外の場所に埋葬することについては、違法になってしまいます。しかし、遺灰にして撒く散骨については「葬送のため節度を持って行えば遺骨遺棄罪には当たらない」とされています。
散骨は節度を持って行う
散骨を行うときに重要なのは「節度を持って行う」ということです。散骨を行う上での節度とは、散骨をする場所をきちんと選別することや周りの方の迷惑にならないようにすることです。
散骨はどこで行えばいいのか?
散骨をする場所は、海で行うのが一般的です。山などの陸地で行う場合もありますが、それぞれ注意すべきことがありますのでご紹介します。
・山などの陸地で散骨するときの注意点
陸地で行う際は、いくら山といっても無断で散骨を行うとトラブルの原因になりかねません。故人の方の希望を尊重することも大事ですが、周りの方に迷惑をかけない方法で行いましょう。山で散骨を行いたい場合は、必ず土地の所有者から許可をもらう必要があります。各都道府県で散骨に関する条例などが決められている場合がありますので、事前に確認をしましょう。
・海で散骨するときの注意点
散骨をする場所として最も選ばれる場所が海になります。
しかし、海でも散骨する場所は選ぶ必要があります。
例えば、漁場や陸地に近い場所は避けるようにしましょう。
何も考えずに散骨を行うと、漁業組合などとトラブルになる可能性も出てきます。海で散骨したい場合は、陸地から離れた場所で行い、マナーを守ることが大切です。
まとめ
散骨を行う上では、具体的な許可や手続きは必要ありませんが、節度を持って行いましょう。
特に、散骨をする場所を選ぶ際には、いくら許可がいらないからといって、海や山であればどこで行っても良いというわけでは決してありません。どちらを選ぶにしても、その場所で散骨をしても良いのかを事前に確認し、陸地であればその土地の所有者に理由を伝え、必ず許可を得て実施するようにしましょう。
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