開眼時のお供え物のいわれ・・・
よく開眼のことを(かいがん)と呼ぶ人が多い!実は(かいげん)と呼ぶのだが、眼が開くという意味は、魂が入るという意味で、開眼供養はとても大切な儀式である。そのときお供え物を用意しなくてはならない。日本人は神道と仏教を融合した珍しい人種なので、どちらかが使える、使えないという意味でもない。
野の幸、海の幸、土の幸・・・
お供え物は土の中から採られた大根やゴボウ、ジャガイモ、野にある椎茸、海の昆布やワカメ、果物などを用意し、ここに餅と紅白まんじゅうを用意する。これはお祝いの儀式で、どちらかというと精進料理に適したものと言えば分かりやすい。
開眼式終了後は?
開眼式が滞りなく終わり、その後残ったお供え物は皆で食べるのが望ましい。これを無病息災と言い、食べた人たちが仏様の代わりにずっーと元気でいれる魔法の食物である。
色々な地域で同じような儀式があった
家の完成後近隣住民を呼び、天井から五円玉や餅を投げて分け与えた。。。日本ではこうした儀式があり、何も開眼式だけのものではなく、皆でお祝いを分かち合う不思議な国民性があった。今ではこんな儀式もあるわけがないと思う人は多いことだろう。
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