お客様は墓石のことはまったく知らない

昨日創設した日本拳法の道場の新年会と表彰式だった！70名ほどで中華屋を貸切って楽しい場だった！たくさんのお弟子さんが育ち、後藤新平さんが遺した言葉、財を遺す人は下、物を遺す人は中、人を遺す人は上という言葉は確かにその通りだと感じた。話を元に戻すと、弊社営業マンの対応を見ていて感じることがある・・・それはお客様の話をしっかり聴けているのかどうかということだ。。。なぜならばお客様のほとんどは、まったく墓石の事を知らないからだ。。。

専門的すぎるので、分かるわけがない

お墓の表示は寸単位で表現することが多い・・・8寸神戸型？しかし今もチラシにはこの表示がほとんどしている。8寸とは約3㎝で、墓石の棹石（さおいし）部分の横の長さを表示していることになる！横の部分だから約24㎝ほどの墓石になる。。。ずっとこの仕事をしている人は分かるが、ほとんど知らない。。。他にもカロート、芝台、霊標等、専門的すぎる言葉は慎まなくてはならない。。。

我々の専門言葉は、何かあったときしか覚えない

人生お墓を建てる経験はほとんどないか、1度ぐらいしかないだろう。。。もっと噛み砕いて分かりやすく言葉を代えて、お客様に伝える稽古をしていかなくてはならない。

西鶴企画、今回の対談。。。

もうすぐ次回対談がアップする！今回の対談の相手をさせていただいたのが井上麻矢さんだ！麻矢さんのお父さんは直木賞作家の井上ひさしさんだ！ひょっこりひょうたん島、忍者ハットリくん、ひみつのアッコちゃんやムーミンの歌を作曲していたり、小説ではシャンハイムーンや父と暮らせばなど数多くの代表作があり、天才としか言いようがない方だ。

こまつ座を受け継ぎ、命を考える作品が多い

今回対談させていただき、こまつ座の作品には命の事を深く考えている作品が多い！井上さんは生と死についても深い造詣があり、対談していてとても楽しかった！来月からはイーハトーボの劇列車を松田龍平さん主演で上映する。

対談は次世代の西鶴へ受け継がれていく

対談を重ねていき、続けてみればたくさんの著名な方とさせていただいた！仲良くなった方からも、次はこんな人どうだと提案してくれるのでとても嬉しい！次世代の西鶴へ受け継ぎ、命とお墓文化を守り続けていくために、対談を更に深め、進化させていかなくてはならない。

管理費を払えなくなると・・・

霊園で墓石を建てると、毎年管理費が必要になる！この管理費とは一体何に使われるのか？それはお墓参りのときに使う水道や光熱費、人件費などの維持管理費、修繕費などこまごまとしたものに使われる！お墓を建てるということは代々継承していくため、子々孫々と管理費で霊園運営を乗り切っていかなくてはならない！

管理費が途絶えるとどうなるのか？

お墓を建てたが、何がしの理由で墓石を護れなくなり途絶えてしまう・・・霊園側は管理費が入らないと運営が出来なくなるので、やむなく出て行ってもらわなくてはならなくなる。賃貸マンションで例えると、保証金が永代使用料で、管理費が家賃と例えると分かりやすい。

処分するにも段取りがある

管理費を一定期間支払わなくなると、霊園内に督促の告示がされ、そしてお墓の解体へと進んでいくが、ここで墓石の解体費は一体誰が出すのか？それはもうすでに連絡が途絶えているので、霊園側が支払わなくてはならない！管理費の余剰金などで賄わなくてはならない。だから何件かまとめてから解体し、また更地になった場を再販していかなくてはならない。。。人口が減る昨今、空き地になったからとすぐに埋まることは考えられない。。。そして他人のお骨が入っている場は更に再販は難しい。

常に連絡を取る関係性が必要

弊社は年に四回ニュースレターを出し、管理費の請求書を毎年出しているので、住所が分からない方がほとんどいない・・・最初に何十年も先の管理費をいただいて、しばらく振りに請求すると身元が分からない人がわんさかおり、管理費滞納者がたくさん出る霊園も多々ある。。。常に連絡を取り、無縁にならない管理体制を取る事こそが、大前提だ。

お正月相談会

マレーシアから日本に帰り驚いたことは、気温差30度という差だった・・・暑すぎるところから寒すぎるところ・・・何でもホドホドが良い！今年のお正月には多くのお客様が三霊園を訪れていただき契約していただいた！

最後は子供さんに確認していただく

最初に自分たちでお墓を見ていただき、その後最後の確認を子供さん達にしていただく！お正月は特に皆さんが集まるので、話し合いがまとまるようだ。

あとは我々の仕事

そしてあとは我々の仕事で、春にはきっちりと引き渡しをしなくてはならない。今は寒いが3月に入ると徐々に暖かくなり、絶好のお墓引き渡しの絶好日となる・・・まさに種を撒き、花を咲かせる時期はこの季節かもしれない。

お正月で分かったこと

正月2日仕事に出ていた！そこで訪れる人から色々意見を聞いていると、我々の商圏では墓石を建てるより、永代供養墓や樹木葬を選ぶ人が増えているということ！何度もブログでお知らせしている通り、社会事情がそうしているのだろう。。。

地方でも浸透してきている

墓石を建ててくれたお客様が大挙してお墓参りに来ていただいた！とてもありがたいことだ！1日と2日は昨年より100人以上多くのお墓参りの方々が来ていただいた！しかし地方でも墓石離れが顕著で、新しい埋葬方法である樹木葬などに移行している・・・売上マイナスが激しくなっているらしい。。。

良くも悪くも今年は業界の勝負の年

元号が代わり、新しくなる節目の年だが、秋には消費税が上がる！どの業界も駆け込み需要に走り回ることだろう。。。しかしその後の消費低迷は目に見えている・・・わずか数年で消費税が倍になるので、人々の税の負担は益々増えていくことだろう。格差社会はこうして人が作り、人が苦しめる。そうなっても大丈夫なように人に認められるものを創るのが我々の役目だ。

環境整備の更なる追求を

昨年末5Ｓのコンサルが来て指導を受けた！整理・整頓・清掃・清潔・躾の定義をもう1度正月に考えてみた！大晦日に霊園端が凄く汚く、ゴミダメになっていたので、見えないところを徹底していない社風は問題である。

もっと深堀がなぜ必要なのか

毎日、毎日工具や事務用品を探し周っている時間を換算すると、1年で見ると凄い時間になる。もう残業をたくさんさせる時代ではなく、アメリカでは定時に帰れない人は仕事ができない人と認識されてしまう。すべてに役立つので深堀が必要だ。世界のベスト10の総売り上げの会社はすべてアメリカだから信憑性がある。

汚い時、お客様が来ない・・・

霊園端が汚かったのはここ1ヶ月のことだろうが、それを気にならないのは普段から家庭でもそうなんだろう。。。そしてそんなときこそお客様は来なくなるから不思議だ。トイレの神様という歌があったが、あの歌は本当だと思う。汚いところに女神なし、綺麗なところに女神あり。

村八分、それも西部劇・・・

先日ホモサピエンスとネアンデルタール人の進化について放映していた！ホモサピエンスは身内以外の集団と集落を創り生活していた！一方ネアンデルタール人は身内だけと集団生活をしていた。。。。そして何より違いは、武器に尖ったものを創れず進化させれなかったからだそうだ。。。身内以外の集団で生活する中で和を乱すものはいたはずだ。

十分ではなく、なぜ八分なのか？

それはどんな嫌いな奴でも、火事を出したとき、葬儀を出したときには助けてあげろという文化があった・・・だから2が引かれるのだが、とても良いことだと思っていた。。。そこでシェーン・カムバックのセリフで有名な西部劇シェーンだが、悪い奴らが土地を略奪しに来て、そこで暴力ではなく村人は言葉で対抗する話だ。。。しかし村人が殺し屋に殺され、怖がった村人がおのおの逃げ出そうとする。

どこの国でもあった話かもしれない？

そこで殺された村人の葬儀ぐらい立ち会ってからでも出て行っても遅くないのでは？その言葉に同意し葬儀に参加していると、出て行く予定の村人の家が放火されてしまう・・・しかし皆が助けあい、燃えた家を建て直そうというセリフは、もはや村八分の理論だった・・・

プランターが割れた・・

お客様が服とプランターが接触し、プランターが粉々になってしまった・・・バラを入れていたプランターだったので、先日刈込をしたところだったので、バラのトゲが服を破らず良かった！

オレンジで統一

真ん中の通路に置いていたので、お客様には大変失礼なことをしてしまった。是非とも気にしないでほしい。そしてこのプランターはオレンジだったので、代わりが無い、何でも良いから代替え品ということを勝手にラインで交換していた・・・それでは貼り合せして直すことになった。

日本人はすぐに捨てる、西洋人はリニューアルする

すぐに捨ててしまうと、9年つきあってくれたプランターとはお別れしなくてはならない。昨年もジャガールクルトの掛け時計を粉々にし、未だ修理から戻ってこない。。。高価なものや味のあるものは、継ぎ接ぎだらけになっても、置いておくと社内文化になるので直して元の場所に戻ることになった。