007の新作スカイフォールを観てきた！今年で５０周年になる007だが、私は元祖ジェームスボンドのショーンコネリーが大好きだ！

　今回の作品は、前評判がそれなりに高かったが、ダニエル・ボンドは冷めたスパイなので、コネリーボンドとの差が詰められないのだ。

　話の内容もＭに関する話で、なぜか話に入れこめなかった。もう５０年前が出発点なので、中々話の摺合せが難しいだろう・・・・原作者のイアンフレミングが他界してかなりの年数が経っているからだ。

　コネリーボンドは博識で、特にお酒についての博識は凄い深いものがあった。007を観て、ドンべリニヨンというお酒を知った。特に５５年物がビンテージということも知った！

　５０年経って、初代Ｍやマネーペニー、Ｑ、ジョンバリー、アルバートブロッコリー、イアンフレミング等の重鎮がこの世を去った。ショーンコネリーもかなりの高齢になっているので、長生きをしてほしい。

　いゃあ～良かった！久しぶりに爽快な映画を観た。内容な単純だが、クリントイーストウッド演じるメジャーリーグのアトランタブレーブス、老スカウトの頑固一徹感が良かった！

　父と娘の人生の隙間を埋める映画なのだが、ＳＦＸが使われていることも無く、最近には珍しいヒューマンストーリーであった。

　出演しているちょい嫌味なメンバー達が、最後はちょっとお灸をされるラストは観ていてニヤニヤしてしまった。誰もが破滅するほどのストーリーでもなく、罪のない映画だった。

　久しぶりにＧＭ役で出ていたターミネーター2の液体ロボット役の役者さんが、ちょつと老いたが相変わらず、目つきが鋭かったのも笑えた。

　時間があれば観に行っていただきたい映画なのだ。

スティーブマックイン主演のパピヨンを久しぶりにテレビで観た。囚人のとても壮絶な映画で、見ていてマックインの迫真の演技に感動してしまった。

　この映画は元々実話だといわれている。本物の囚人が書いた小説がベストセラーになり、世界的大ヒットを呼び、映画化された。

　そんなパピヨンとは蝶々という意味で、幾度か脱走を試みるのだが、独房に２年入れられ、生死をさまようのだ。

　よく犯罪者にサービスをするのは絶対ダメだと議論されるのだが、パピヨンのように囚人側のドラマを観ると、看守のいやらしさばかりが目に付いてしまう。

　こんな人間ドラマが最近減りつつある。ちんけな強盗をした男が、最後の最後まで自由を求めて逃亡する。そこには明日はないが、現状その場にいても明日は無い。

　最後は逃げ延びたことが救いだった。。。重い映画だが、マックインは渋かった。。。

　豊臣秀吉を苦しめた武将！等のキャッチコピーで好評ロードショウ中ののぼう城を観て来た！

　のぼうとは、でくのぼうの略で、成田長親扮する領主が、地域の農民から愛され、石田三成率いる２万の軍勢に５百の兵で戦い、敗れなかった史実に基づいた作品という触れ込みだった。

　成田家は、北条家の家臣で、豊臣秀吉が天下平定に最後まで反抗したため、小田原攻めをされ、結局豊臣に敗れてしまうのだ。

　そのときの毎日、毎日した軍議（今で言う会社の会議）を小田原評定と言い、勝てない相手に策も無く軍議をしたことを、今でも無駄な会議等をしている会社等を小田原評定をしていると言われている。

　この映画では、豊臣方の武将の長束正家が交渉役として成田長親に折衝し、開戦の火蓋を切らしてしまうのだが、五奉行の長束正家もここまで馬鹿ではなかったはずだ。

　今でも埼玉県行田市にある石田堤。三成が水攻めで作った２８キロにも及ぶ堤防は、本当はのぼうの城を水攻め出来なかった失敗堤防といわれている。

　今の若者に興味を持たせるには、こうしたコミカルな時代劇に作らなくてはならなかったかもしれない。５００の軍勢が良き城に守られただけの話なのだった・・・

ボーンレガシーを観て来た。マットデイモンの三部作の続編だが、マットデイモンは写真以外出てこないのだが、第３作目の流れで作品を作っている。

　全編いいがかりをつけられた主人公達が逃げまわるという前三部作と変わらない内容なのだが、それなりにアクションは楽しめた！
　
　もうアメリカ映画もネタ切れで、大ヒットした作品の続編か、外伝を作っていくしか方法はないのかもしれない。

　映画でもやっていたが、逃げる主人公達を追いかけるのが、そこらへんでついている監視カメラだ。今や監視カメラはどこでもついているので、現代社会でグリコ犯は絶対成功できないだろう。

　次回作品には、マットデイモンとのＷ競演がありそうだ。

　大好きな007が今年で23作目のスカイフォールを年末に封切る。そして１作目のドクターノオから50周年を迎えるのだ。現ジェームスボンドのダニエルクレイグは六代目ジェームスボンドだ。

　元々英国秘密情報部に所属していた原作者のイアンフレミング。もう23作品も製作していたら、イアンフレミング原作の作品でないのは仕方の無いところだ。

　私は初代ジェームスボンドのショーンコネリーがやはり大好きで、２作目のロシアより愛をこめて、３作目のゴールドフィンガー、４作目のサンダーボール作戦がテッパンだった。サンダーボール作戦の人間ロケットは、そんなアホなと当時言われたが、ロサンゼルスオリンピックの開会式で使われたので、007の先見性には驚かされるのだ。

　ゴールドフィンガーのアストンマーチンは、オークションで１億円の値をつけ、私がイギリス車が好きなのは、007の影響が大なのかもしれない。当時の悪役は、本当に誰が観ても悪役の顔をしていた。悪役ＮＯ.1もロシアより愛をこめてのロバートショーだ。

　日本が舞台になったのは、５作目の二度死ぬだったが、このあたりからアクションだけの映画に傾倒していき、人気に陰りが見えたかもしれない。日本側の諜報員が忍者のかっこをしていたのは、少し寂しかった・・・個人的には、第６作目の女王陛下の007は大好きだが、興業的には大失敗の作品だった。

　年末のスカイフォールが楽しみだ。

　トニースコット監督が亡くなった。兄のリドリースコット監督と弟であるトニースコット監督の天才兄弟は、ハリウッドに多くの作品を残してきた。

　兄のリドリースコット監督は、もうすぐ封切られるプロメテウスの監督をしている。多くの作品、エイリアン・ブレードランナー・クリムゾンタイド等異色作を世に出した。

　弟のトニースコット監督は、トムクルーズを世に出したトップガンの監督だった。まだまだ若くてこれから多くの作品を手掛けていけたのに残念な結果になった。

　昨年上映された、デンゼルワシントン主演の、アンストッバブルが遺作のようだが、この作品は映画館で観た。トニースコット監督らしい映画であったが、もう彼の作品は観る事は出来ない。

　トニースコット監督を偲ぶ。

　アベンジャーズという映画を観て来た！日本流でいえば、仮面ライダー総集合やウルトラマン兄弟総出場みたいな映画だ。お祭り映画であるが、各映画の主演を張っている役者さん達を揃えているので、ギャラは凄いだろうなあと思ってしまった。

　最近忙しくて映画にも行けないのだが、ここ最近観た映画は、アメリカンコミックの実写版ばかりだ。私もかなりアメリカ文化に感染してしまっているのかもしれない。

　全世界で爆発的人気を誇るこの作品は、一昔前であれば絶対作れない映画だ。アメリカの街が敵キャラの攻撃を受け、ボロボロになるのだが、アメリカの保険会社が算出した損害金は１３兆円だそうだ。

　そして映画の内容は、考えなくて良い作品で、あ~面白かった！嘘～！そんなアホな~という映画だった！まあたまにはこんな映画を観ることも良いかもしれない。しかし金かかっているわあ・・・・・さすがハリウッド

　ダークナイトライジングを観てきた！アメリカで公開されて、映画館で射殺事件が起こった映画で、公開前から話題を呼んでいた。１作目のビギンズ、２作目のダークナイトと、大人のバットマンは奥が深い映画だ。

　今回で３部作最終章といわれている今作品だが、ん・・・面白かった！前２作を観た人達は、色々なキャラクターが出てくるので、少しほくそ笑んで観れる映画なのだ！

　本当にこの作品で終わりにしてしまうのだろうか？かなり勿体無いような気がするのだが、スケベ心を出して次作品を製作してしまうと、今までの作品も評価がダウンしてしまうかもしれない。

　興行主とすれば、まだまだ４匹目のドジョウはいると思っているかもしれない。バットマンだと思って、観ていない人達は、そんな固定概念を破って観に行ってほしい！

　それほど楽しめた映画だった。。。

　新作のスパイダーマンを観てきた。大学院に通ってからしばらく振りに映画を観に行くのだ。

　この１０年間で４作目のスパイダーマンだが、また１から作り直しているのだ。それ程前作がひどかった訳ではないのだが、人気作品所以に、前作３部作で終わる事が興行的にも惜しいのだろう。

　今の映画界は、３Ｄ全盛期で何でも３Ｄにしてしまう。時代劇の切腹などは、なぜ？３Ｄと思ってしまうほどつまらなかった・・・

　入場料と特別鑑賞代と、メガネを売る事が大義名分になっている。だから金額がかなりアップされるので、つまらない映画であれば腹が立ってしまうのだ。

　スパイダーマンの映画の内容は、毎度お馴染みのパターンであり、アメリカンコミック万歳！というお話で、何にも考えずに観れるから、こういう時間も貴重なのかもしれない。

　ハリウッドも今やアメリカンコミックから映画化された作品が、人気映画となるので、コンピューターグラフィックスの導入は、映画界で作れなかっさた作品がリアルに伝える事が出来た革命なのだ。