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縁起

こんにちは。千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内) 粟国です。

仏教における「縁起(えんぎ)」は、仏教の根本原理であり、お釈迦様が悟られた核心的な内容の一つです。現代の私たちが日常的に使う「縁起が良い」「縁起を担ぐ」といった「吉凶の前兆」という意味合いとは、本来の仏教的な意味では大きく異なります。

 

縁起の本来の意味

「縁起」という言葉は、サンスクリット語の「プラティーテャ・サムウトパーダ 」の漢訳で、「縁(よ)って起こる」と読みます。これは、「すべての存在や現象は、それ単独で独立して存在することはなく、必ず何らかの原因(因)や条件(縁)によって生じ、お互いに関係し合い、影響し合って成り立っている」という真理を示しています。

簡単に言えば、「この世のあらゆる物事は、どんな小さな結果でも、様々な原因と条件(縁)が揃って生じている」ということです。これを因縁生起(いんねんしょうき)**とも呼びます。

お釈迦様は、この縁起の法則を、以下の有名な言葉で表現しました。

此れあれば彼れあり、此れ生ずれば彼れ生ず。 此れなければ彼れなく、此れ滅すれば彼れ滅す。

これは、あるものが存在すれば別のものが存在し、あるものが生じれば別のものが生じる、逆に、あるものがなければ別のものもなく、あるものが滅すれば別のものも滅するという、相互依存と因果の関係性を説いています。

 

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この記事を書いた人

営業部・PR担当

粟国 澪

Rei Aguni

資格

お墓ディレクター2級

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