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定年後でいい?できるだけ早い方がいい?エンディングノートを書く時期について。

エンディングノートを書く時期に決まりはないので、いつ書いてよいのです。

エンディングノートを書く時期

遺言書のように法的な拘束力を持つものではなくても、自分の意志や事務的なことを伝えるためにエンディングノートを書いておこうという人は多いです。しかし、自分の死後に必要になるものですから、なんとなくまだ先のような気がして、実際には取り掛かっていないという人も多いでしょう。働いている人は、定年後に書けばいいかな、と思って先延ばしにしているかもしれません。しかし、エンディングノートを書く時期は特に決まっているわけではありません。もちろん定年後でも構いませんが、今日書いてもよいのです。

 

エンディングノートを書くタイミング

エンディングノートはいつ書いてもよいのですが、人によってそのタイミングはさまざまです。

 

思い立った時書く

エンディングノートはいつ書いてもいいですし、気が変わったらいつでも書き換えられるので、思い立ったらとりあえず書いてみるというのも一つの方法です。

書いているうちに、「あれも」「これも」と書くことを思い出してくるかもしれませんし、書き換えることを繰り返すうちに充実した内容になっていきます。また、どんなに元気な人であっても、人の命は確かなものではありませんから、突然の事故に遭って意思を伝えることができなくなる可能性もあるのです。そうならないためにも、思い立った時にエンディングノートを書いておく、というのはよい方法といえるでしょう。

 

定年後に書く

定年後にエンディングノートを書く、という人も少なくありません。定年後に書くメリットは、時間をたっぷり使えるので、内容を吟味しながら書くことができるという点と、収入についての整理がしやすく、財産関係のことが書きやすいという点があるでしょう。

一方で、定年まで何事もなく過ごせるという保証もありませんから、とりあえず今書いておいて、定年後に落ち着いてそれを書き直す、という方法もあります。

 

節目となる日に書く

30歳、40歳、50歳といったような節目の誕生日や、結婚記念日など、節目となる日にエンディングノートを書くという方法もあります。節目の日に書くことを決めておくことで、なんとなく先延ばしにしてしまいがちなエンディングノートの作成をしっかり行うことができるでしょう。とはいえ、エンディングノートの内容は年を経ると違ってくることも多いので、作成した後は毎年見直すようにして、誕生日など節目の日に見直す習慣をつけるのがおすすめです。

 

まとめ

エンディングノートは、書くタイミングが決まっているものではないので、いつ書いても問題ありません。内容はいつでも変更できるのですから、万が一のために思い立ったらすぐにでもエンディングノートを作成して、その後毎年見直すようにするのがよいでしょう。

 

執筆者:株式会社西鶴 代表取締役 山本一郎

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